職人の手仕事が生む唯一無二のデザイン
DESIGN
工業製品のように均一化されたものではなく、人の手でしか生み出せない温かみのある壁面をお届けしています。そのために用いる道具は、職人の身体の一部ともいえるコテ一丁です。その日の気候や素材の状態を感じ取りながら、絶妙な力加減で塗り重ねていくことで、壁には独特の表情や陰影が生まれます。磨き上げてきた左官の技術をもって、お客様のためだけの唯一無二のデザインを、京都より全国へと形にするために努めています。
壁面を主役にするアクセントウォール
壁は単なる間仕切りではなく、空間の印象を決定づける主役である、という考え方に基づいた内装を手掛けております。室内の壁一面に異なる素材や色彩を取り入れるアクセントウォールは、店舗や住まいのコンセプトを象徴する重要なデザイン要素です。特に、自然素材である漆喰を用いた壁面は、照明の当たり方や見る角度によって繊細に表情を変え、一日を通して空間に豊かな変化をもたらします。ただ色を塗るだけでは得られない、素材が持つ質感や陰影を活かしたデザインを提案し、壁面が主役となる空間づくりを京都から全国へお届けします。
ビンテージ等多様なコンセプトを表現
お客様が思い描くコンセプトを、左官の技術で表現いたします。例えば、時を経たような深みと味わいを求める空間づくりでは、単に古びたように見せるのではなく、あえて塗りムラやコテの跡を残す仕上げを施すことで、素材が長年使われてきたかのような自然な風合いを漆喰で創り出します。また、オリジナルのステンシル技法と組み合わせることで、インダストリアルな雰囲気やモダンなテイストなど、より幅広いデザインのご要望に応じることが可能です。お客様のこだわりが詰まった理想の空間を、京都より出張して表現いたします。
BLOG
デザインに関する記事
空間の印象を変える多彩なデザイン
同じ漆喰という素材であっても、その仕上げ方一つで空間のデザインは大きく変わります。例えば、表面を滑らかに磨き上げた鏡面仕上げは、光を柔らかく反射し、空間に明るさと広がりをもたらします。その一方で、コテの跡をあえて残したラフな仕上げは、手仕事の温かみと素材の力強さを感じさせ、空間に落ち着きと重厚感を与えます。専門の左官業者としての強みを活かすべく、お客様が目指す空間の雰囲気に合わせた工法を京都より提案し、仕上げの技術を内装デザインに活用いたします。
